第1回活動レポート 勝本雄一朗『踊る箱(仮)』

「メディア芸術クリエイター育成支援事業」では、平成25年6月7日から24日の募集期間に応募のあったアート/アニメーション/マンガ/ゲーム等の新作の企画の中から、選考により5企画を選び、支援するクリエーターと作品を決定しました。このレポートでは、企画が選択されたクリエイターの今後の創作活動について、アドバイザーとの初回の面談の様子をご紹介します。
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勝本雄一朗さんは、『雨月』が第10回エンターテイメント部門で奨励賞を受賞。また、『相転移的装置』が第15回エンターテイメント部門で優秀賞を受賞しています。
今回、『踊る箱(仮)』では、箱が人間の手を借りずに自ら転がり、複数でチームをつくって踊るという作品の制作に取り組みます。
初回面談には、アドバイザーとして、ゲームクリエーターの岩谷徹氏、マンガ家のタナカカツキ氏が、そして勝本さんはシンガポールからスカイプで参加しました。勝本さんは今回の企画で、デジタル技術を用いて「回らないものを回らせる」ことを実現しようと試み、様々な形の中でも、転がりにくい立方体を転がらせることで、踊る箱の実現に取り組んでいます。面談ではまず、勝本さんから現在の進捗状況の説明が行われました。

箱を転がらせるために様々な実験を行い、既に箱を前後に回転させることには成功したため、今後は横方向にも回転できるように実験を重ねていくとのことでした。
岩谷氏、タナカ氏により、箱を転がらせるための方法や、バッテリーの持ち時間についてなど、技術面に関して具体的な質問が行われました。また、最終的な展示の方法についても議論が行われました。
勝本さんは次回の面談までに、現在の方式を発展させ、箱を自由に転がらせることを目標にしています。その後、具体的な展示方法について検討していくことを確認しました。

〈第1回活動レポート〉
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