第3回活動レポート 小松宏誠『上昇気流に乗り続ける、鳥の翼を素材としたオブジェ。-「オブジェの変形」により、ダンスのような動きを獲得する。-』

「メディア芸術クリエイター育成支援事業」で選考により5企画の創作活動を詳細するレポートの3回目です。アドバイザーとの最終面談の様子をご紹介します。2回目の面談の様子は、こちら

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岡山にいる小松さんと、アドバイザーのタナカカツキ氏、三上晴子氏がスカイプによる面談を行いました。

前回の面談では、大型のファンを使用してオブジェを浮遊させる実験を行なっていることが小松さんから報告されていましたが、今回はその実験結果が報告されました。

小松さんによると、大型で強い風量のファンを用いることで、大きく、様々な形状オブジェも浮遊させることができるということですが、大型のファンは風のコントロールが小型のものより難しいため、装置自体を高くして風を安定させる必要があるそうです。現状、大型のファンは電圧の調整が難しいため、小松さんの過去の作品『Air’s song』を参考に、ファンの出力は固定したまま装置のフタの開閉をサーボモーターを用いて調整することで、風量をコントロールすることが検討されています。また、浮遊するオブジェそのものを、太陽電池を用いてコントロールすることに関しては技術的な問題があるため、風の制御とオブジェの形状と構造のバランスによって表現の幅を拡げていく予定です。

タナカ氏からは、ファンの稼動時の音量が大きすぎるため、それを解決する方法を模索すべきとの指摘がありました。また、三上氏からは、今までの作品との違いをどのようにみせていくかについて検討していくべきだとのアドバイスがありました。

2月9日に行われる成果プレゼンテーションの前に進捗を一度報告することを確認し、面談は終了しました。

〈第3回活動レポート〉
勝本雄一朗『踊る箱(仮)』
鈴木沙織『大丈夫だよ』
水江未来/藤田純平『ももんくん -momom-』

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