第3回活動レポート 鈴木沙織『大丈夫だよ』

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「メディア芸術クリエイター育成支援事業」で選考により5企画の創作活動を詳細するレポートの3回目です。アドバイザーとの最終面談の様子をご紹介します。2回目の面談の様子は、こちら

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鈴木さんは、前回に引き続き、アドバイザーの伊藤有壱氏、岩谷徹氏との面談を行いました。

現在、鈴木さんは作品内に登場するキャラクターの制作を集中して行っているということで、面談では、その実物が持ち込まれ、詳細がアドバイザーに紹介されました。各キャラクターの土台となる白いパーツに混じり、アクリルで着色され繊細に作りこまれた鮮やかな完成済みのキャラクターを間近で見ることが出来ました。

12月中は、作中に登場する約30体のキャラクターを制作し、その後、2月の成果発表で紹介するトレーラーの制作に取り掛かるということでした。現状では30秒から50秒のトレーラーが予定されています。成果発表は2月9日に開催されますが、その後も作品撮影を続行し、3月中には撮影を終了する予定で制作を進めているということです。

キャラクター制作から撮影へと話題が移ると、伊藤氏からは、シーンのメリハリの必要性が指摘されました。試行錯誤しながら制作を進める鈴木さんにとって、作中の音響は非常に重要な関心事です。伊藤氏からは、画面内の動きと音と情報量のバランスの落差をつけることで、鑑賞者の集中力を高めるような工夫も検討してはどうかというアドバイスがありました。例えば、映像に活発な動きがある場合、あえて無音の瞬間を作り出すことであたかも真空の状態にいるような印象を与えるといったことも可能であるという事例の説明がありました。参考になる作品としてあげられたのは、カナダの作曲家、ノーマン・ロジェが参加している作品や、山村浩二さんの作品でした。

2月9日に行われる成果プレゼンテーションに向け、引き続き、制作が続行されます。

〈第3回活動レポート〉
勝本雄一朗『踊る箱(仮)』
小松宏誠『上昇気流に乗り続ける、鳥の翼を素材としたオブジェ。-「オブジェの変形」により、ダンスのような動きを獲得する。-』
水江未来/藤田純平『ももんくん -momom-』

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